藤枝の「鉄蓋探検」の夜明けぜよ! 「藤枝鉄蓋探検隊」始動す。「藤枝おんぱく2015」No.54 レポートその1 [藤枝鉄蓋探検隊]
2015年5/17(日)9:30〜
藤枝市生涯学習センター 第4学習室にて、「藤枝おんぱく2015」No.54
「藤枝鉄蓋探検隊」と行く!ぶらり路地裏マンホールめぐり
ついに、開催いたしました。
藤枝市のデザインマンホール「わがまち藤枝」オレンジバーション。
「藤枝鉄蓋探検隊」と行く!ぶらり路地裏マンホールめぐり
世界中にある「マンホール」。
「人・man」が入るから「穴・hole」だから
「マンホール」だってご存知でした?
では、藤枝市内に「FENDI」柄のものがあるのは?
正しい「マンホール」の観察の仕方は…?
午前は隊長の案内で会場近くの「マンホール」&「鉄蓋もの」を見て歩きます。
午後は学習室で「鉄蓋もの」の歴史・種類・全国の事例・
隊長のコレクションなどを見学。
藤枝における「鉄蓋探検」の入門編!
「みちくさ探偵の事件簿・番外編」でもあり、
解説も楽しみです。
というわけで、9:30前には全員集合!?
受付完了!
まずは、山下隊長のごあいさつ。
本日の案内人は、
山下隊長(右)とみちくさ探偵(左)、
そして裏方、ぱらぽんです。
スタッフの紹介、概要説明などがすんだら、さあ出発!
「みちくさ探偵」に続け!
お天気にも恵まれて、ちょっと暑くなるかもね。
今回は、「東海ガス」さんからお2人、
藤枝市下水道課からお2人、ツアーにおつきあいくださいました。
途中、わからないことがあったら、訊けちゃいます。
まずは、「生涯学習センター」前の道路です。
マンホールの性質上、道路の真ん中にあることも多いです。
車の往来に注意しながら行きましょうね。
まずは、記念撮影と行きましょう!
マンホールさんもご一緒に!
「生涯学習センター」から、「月見里(やまなし)神社」の方に向かいます。
バス通りを横切って、最初の交差点。
ここは、いろいろな種類の鉄蓋が観察できます。
これは、「NTT」の前身「日本電信電話公社」の頃のもの。
電話線の点検孔という訳か!?
マンホールだけでなく、
こんなものも。
国土交通省の「都市再生街区基本調査 街区多角点」ですと!
何だろう???
記録するには、測りましょう!
この交差点は、かなり交通量が多いので、
もし観察に行かれる方がいらしたら、
十分にご注意くださいね。
次は、「月見里(やまなし)神社」前へ。
「消防」に「井」のマークです。
かなり立派な佇まいです。
このエリアには、暗渠(あんきょ:
地下に埋設された、あるいは地表にあっても蓋をした導水路)
の様子が垣間見られるところがあります。
ところどころにある、鉄枠の格子のところからは、
流れる水の音が聞こえて、ちょっと涼しげです。
通る車のタイヤに磨かれて、ぴかぴかしてます。
これは、「下水」の「汚水」ですね。
中心は、藤枝市の藤のマークです。
月見里神社の角を右に曲がって、瀬戸谷街道を西に向かいます。
この道は瀬戸川と平行している道で、
東海道から瀬戸谷方面に向かう幹線道路でした。
ここで、ぱらぽんから質問!?
「この数字と記号、何ですか???」
Dφ100
ーーーー
H:1.2
この字は水色なので、水道管の情報。
管の太さが100mm(10cm)の管が、
深さ、1.2mのところに入っている、と!
「ほらこっち、ここにガスの工事の跡があるでしょ?」
おそらく、このガスの工事
(手前のアスファルトか濃くなっている長方形の跡)をする時に、
近くに埋められている水道管を傷つけないようにするために、
マークされたのだそうです。
黄色いラインは、ガス管の位置らしい。
こういう話にちょっと感動。
こういう工事のお仕事をしている方にとっては、
日常的で、当たり前な情報でも、ぱらぽんのように素人では、
今まで目にしても「道になんか書いてある」程度にしか関心がなかったことでも、
この数字に意味があるんだとわかると、工事跡も愛おしくなっちゃいますね。
少し先で
「みちくさ探偵」が鉄蓋の寸法を測ってました。
(シャッターチャンス、ちょっとおくれた!)
皆さん、思い思いのところで、写真を撮影したり、
メモを書いたり・・・、熱心です。
いろいろな人がつぶやいたり、質問したりする話に耳を傾け、
ふむふむ・・・。
皆さん、資料にメモします。
さらに進みます。
黄色い枠がついているもの。
黄色は目立つので、消火栓の目印に使われます。
この蓋は、2つに分かれている分割式です。
あっ、ここを右に曲がってください!
ここは、老人憩いの家があるところで、
ちょっと風情があるいい感じのところ。
渋いマンホールがいくつかあります。
これは「消防」の「井」ですね。
こちらは、下水の「汚水」。
上の「Tー20」は、20トンまで大丈夫という印だそうな。
シンプルなものいいですなあ。
現場で説明してもらう。なんと贅沢なことか!?
同じ模様でも色が違います。
「消火栓」と、
上水道の「空気弁」!
デザインが、美しいですよね?
「制水弁」字体の違いに時代を感じます。
これは「次世代型マンホール」というそうです。
「T-25」は25トンまで耐えられる証です。
小さい突起がたくさんあって、滑りにくくなっているそうです!
こちらは水道の「仕切弁」です。
水玉模様っぽくて、かわいいです。
結構暑いですけれど、皆さん、楽しそうです。
水分もとってくださいね。
「消火栓」です。
藤にウグイス、松も描かれています。
集まって話を聞く。
路地裏探検の醍醐味です。
これは「防火井戸」。目立ちます。
地域を守っている気概のようなものを感じます。
(ちょっと、も〜そ〜、入っているかも!?)
火事を見つけたら鳴らす板(何て言うんだっけ?)と
野仏(馬頭観音かしら?)。
「清水観世音登山口」「大正十三年二月 原区青年団」と読めます。
「消防水利」「井」
これは、「ガス」の「バルブBox」。
左の丸にGのマークは、東海ガスの以前のマークだそうな。
これかなり、レアものです!
形は似ているけれど、こちらは、水道の「仕切弁」。
さっきのとは、模様がちょっと違う「空気弁」。
ここは、金吹橋のすぐ東側の交差点です。
ここにも珍しそうなものが・・・。
今度はやけに大きいですね〜!?
むむむ、こちらは二重?
親子です!?
こちらは3枚。
「空気弁」ですが、2列に・・・。
このエリアは、水が豊富。
この写真手前の方には、わき水があって、
この水路から、よく街路樹に水をまくために、
大きなタンクに給水しています。
また違う図柄の水道の「空気弁」。
またまた数字&記号がありました。
こちらは、この青いラインの下に、
20cmのパイプが、深さ65cmのところに通っている
というわけですね。
ガスの「バルブBox」!
この左の「T」の字っぽいマークが、一世代前の「東海ガス」のマークです。
こちらは、「八幡神社」です。
ここでちょっと、休憩タイムを!
ここでおやつを配りました!これです。
マンホール?
いえ、これですよ!
「オレオ」です。
うふふ、マンホールの蓋にしか見えないですよね(思い込み!?)
さて、また出発しますよ〜。
ここからは大谷川(おおやがわ)沿いに進みます。
これは、「静岡県」管轄のもので、大井川水系のものだとか。
川沿いに歩くのは、気持ちがいいです。
まちあるきの時、こういうロールプレイングゲーム風なアングル、好きです。
下水道課のお二人が、後方を守ってくれて、ありがたい。
水道管も川を渡っています。
この物体?も、「空気弁」の一つらしいです。
ガスの「バルブBox」!
この上側のマークが、「東海ガス」の新しいマークです。
ハケで、砂を払えばよかった・・・。ごめんなさい。
川を渡る、ガス管(左:緑)と水道管(右)。
この扇側の金属のものは、
この管の上を人が渡ったりしないようにするための
「歩行防止柵」です。
こちらも「空気弁」。
シンプルでいいなあ。
これで、午前中の
「ぶらり路地裏マンホールめぐり」は、終わりです。
「生涯学習センター」の「第4学習室」に戻り、
お楽しみのランチと、午後は「鉄蓋もの」学会!?
皆さんでお勉強?情報交換いたします。
レポートは「その2」に続く。
お楽しみに!
藤枝市生涯学習センター 第4学習室にて、「藤枝おんぱく2015」No.54
「藤枝鉄蓋探検隊」と行く!ぶらり路地裏マンホールめぐり
ついに、開催いたしました。
藤枝市のデザインマンホール「わがまち藤枝」オレンジバーション。
「藤枝鉄蓋探検隊」と行く!ぶらり路地裏マンホールめぐり
世界中にある「マンホール」。
「人・man」が入るから「穴・hole」だから
「マンホール」だってご存知でした?
では、藤枝市内に「FENDI」柄のものがあるのは?
正しい「マンホール」の観察の仕方は…?
午前は隊長の案内で会場近くの「マンホール」&「鉄蓋もの」を見て歩きます。
午後は学習室で「鉄蓋もの」の歴史・種類・全国の事例・
隊長のコレクションなどを見学。
藤枝における「鉄蓋探検」の入門編!
「みちくさ探偵の事件簿・番外編」でもあり、
解説も楽しみです。
というわけで、9:30前には全員集合!?
受付完了!
まずは、山下隊長のごあいさつ。
本日の案内人は、
山下隊長(右)とみちくさ探偵(左)、
そして裏方、ぱらぽんです。
スタッフの紹介、概要説明などがすんだら、さあ出発!
「みちくさ探偵」に続け!
お天気にも恵まれて、ちょっと暑くなるかもね。
今回は、「東海ガス」さんからお2人、
藤枝市下水道課からお2人、ツアーにおつきあいくださいました。
途中、わからないことがあったら、訊けちゃいます。
まずは、「生涯学習センター」前の道路です。
マンホールの性質上、道路の真ん中にあることも多いです。
車の往来に注意しながら行きましょうね。
まずは、記念撮影と行きましょう!
マンホールさんもご一緒に!
「生涯学習センター」から、「月見里(やまなし)神社」の方に向かいます。
バス通りを横切って、最初の交差点。
ここは、いろいろな種類の鉄蓋が観察できます。
これは、「NTT」の前身「日本電信電話公社」の頃のもの。
電話線の点検孔という訳か!?
マンホールだけでなく、
こんなものも。
国土交通省の「都市再生街区基本調査 街区多角点」ですと!
何だろう???
記録するには、測りましょう!
この交差点は、かなり交通量が多いので、
もし観察に行かれる方がいらしたら、
十分にご注意くださいね。
次は、「月見里(やまなし)神社」前へ。
「消防」に「井」のマークです。
かなり立派な佇まいです。
このエリアには、暗渠(あんきょ:
地下に埋設された、あるいは地表にあっても蓋をした導水路)
の様子が垣間見られるところがあります。
ところどころにある、鉄枠の格子のところからは、
流れる水の音が聞こえて、ちょっと涼しげです。
通る車のタイヤに磨かれて、ぴかぴかしてます。
これは、「下水」の「汚水」ですね。
中心は、藤枝市の藤のマークです。
月見里神社の角を右に曲がって、瀬戸谷街道を西に向かいます。
この道は瀬戸川と平行している道で、
東海道から瀬戸谷方面に向かう幹線道路でした。
ここで、ぱらぽんから質問!?
「この数字と記号、何ですか???」
Dφ100
ーーーー
H:1.2
この字は水色なので、水道管の情報。
管の太さが100mm(10cm)の管が、
深さ、1.2mのところに入っている、と!
「ほらこっち、ここにガスの工事の跡があるでしょ?」
おそらく、このガスの工事
(手前のアスファルトか濃くなっている長方形の跡)をする時に、
近くに埋められている水道管を傷つけないようにするために、
マークされたのだそうです。
黄色いラインは、ガス管の位置らしい。
こういう話にちょっと感動。
こういう工事のお仕事をしている方にとっては、
日常的で、当たり前な情報でも、ぱらぽんのように素人では、
今まで目にしても「道になんか書いてある」程度にしか関心がなかったことでも、
この数字に意味があるんだとわかると、工事跡も愛おしくなっちゃいますね。
少し先で
「みちくさ探偵」が鉄蓋の寸法を測ってました。
(シャッターチャンス、ちょっとおくれた!)
皆さん、思い思いのところで、写真を撮影したり、
メモを書いたり・・・、熱心です。
いろいろな人がつぶやいたり、質問したりする話に耳を傾け、
ふむふむ・・・。
皆さん、資料にメモします。
さらに進みます。
黄色い枠がついているもの。
黄色は目立つので、消火栓の目印に使われます。
この蓋は、2つに分かれている分割式です。
あっ、ここを右に曲がってください!
ここは、老人憩いの家があるところで、
ちょっと風情があるいい感じのところ。
渋いマンホールがいくつかあります。
これは「消防」の「井」ですね。
こちらは、下水の「汚水」。
上の「Tー20」は、20トンまで大丈夫という印だそうな。
シンプルなものいいですなあ。
現場で説明してもらう。なんと贅沢なことか!?
同じ模様でも色が違います。
「消火栓」と、
上水道の「空気弁」!
デザインが、美しいですよね?
「制水弁」字体の違いに時代を感じます。
これは「次世代型マンホール」というそうです。
「T-25」は25トンまで耐えられる証です。
小さい突起がたくさんあって、滑りにくくなっているそうです!
こちらは水道の「仕切弁」です。
水玉模様っぽくて、かわいいです。
結構暑いですけれど、皆さん、楽しそうです。
水分もとってくださいね。
「消火栓」です。
藤にウグイス、松も描かれています。
集まって話を聞く。
路地裏探検の醍醐味です。
これは「防火井戸」。目立ちます。
地域を守っている気概のようなものを感じます。
(ちょっと、も〜そ〜、入っているかも!?)
火事を見つけたら鳴らす板(何て言うんだっけ?)と
野仏(馬頭観音かしら?)。
「清水観世音登山口」「大正十三年二月 原区青年団」と読めます。
「消防水利」「井」
これは、「ガス」の「バルブBox」。
左の丸にGのマークは、東海ガスの以前のマークだそうな。
これかなり、レアものです!
形は似ているけれど、こちらは、水道の「仕切弁」。
さっきのとは、模様がちょっと違う「空気弁」。
ここは、金吹橋のすぐ東側の交差点です。
ここにも珍しそうなものが・・・。
今度はやけに大きいですね〜!?
むむむ、こちらは二重?
親子です!?
こちらは3枚。
「空気弁」ですが、2列に・・・。
このエリアは、水が豊富。
この写真手前の方には、わき水があって、
この水路から、よく街路樹に水をまくために、
大きなタンクに給水しています。
また違う図柄の水道の「空気弁」。
またまた数字&記号がありました。
こちらは、この青いラインの下に、
20cmのパイプが、深さ65cmのところに通っている
というわけですね。
ガスの「バルブBox」!
この左の「T」の字っぽいマークが、一世代前の「東海ガス」のマークです。
こちらは、「八幡神社」です。
ここでちょっと、休憩タイムを!
ここでおやつを配りました!これです。
マンホール?
いえ、これですよ!
「オレオ」です。
うふふ、マンホールの蓋にしか見えないですよね(思い込み!?)
さて、また出発しますよ〜。
ここからは大谷川(おおやがわ)沿いに進みます。
これは、「静岡県」管轄のもので、大井川水系のものだとか。
川沿いに歩くのは、気持ちがいいです。
まちあるきの時、こういうロールプレイングゲーム風なアングル、好きです。
下水道課のお二人が、後方を守ってくれて、ありがたい。
水道管も川を渡っています。
この物体?も、「空気弁」の一つらしいです。
ガスの「バルブBox」!
この上側のマークが、「東海ガス」の新しいマークです。
ハケで、砂を払えばよかった・・・。ごめんなさい。
川を渡る、ガス管(左:緑)と水道管(右)。
この扇側の金属のものは、
この管の上を人が渡ったりしないようにするための
「歩行防止柵」です。
こちらも「空気弁」。
シンプルでいいなあ。
これで、午前中の
「ぶらり路地裏マンホールめぐり」は、終わりです。
「生涯学習センター」の「第4学習室」に戻り、
お楽しみのランチと、午後は「鉄蓋もの」学会!?
皆さんでお勉強?情報交換いたします。
レポートは「その2」に続く。
お楽しみに!
2015-05-18 20:41
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