「藤枝おんぱく2015」No.44「天下一闘茶会」利き茶No.1になるのは誰だ!? [天下一闘茶会]
2015年6/7(日)
50日間開催してきた「藤枝おんぱく2015」も最終日。
メインイベントも言うべき「天下一闘茶会」の開催と相成りました。
会場となる、藤枝市の名刹「大慶寺」です。
ぱらぽんはこの日、裏方の「急須洗い」を仰せつかったので、
その任務をこなしながら、準備風景、裏方風景などを含めた、
「天下一闘茶会」が全体的に、どんな感じだったかをレポートしたいと思います。
本番の気迫迫る闘いぶりは、カメラ部の皆さんが押さえてくれていると思うので、
そちらのレポートに期待しましょう。
では、はじめま〜す。
受付はこちらです。
決戦会場となる「本殿」では、
タイムスケジュールも掲げられています。
今日もステキな着物で、ばっちりの「渡邊彩乃」さん!
会場の様子はこんな感じ。
厳かな感じがします。
さて、決戦のためのお茶を準備する裏方ゾーンは、こちら、
「客殿」の方になります。
若き茶商の皆さんが、最終打ち合わせをしています。
今回は、主催するパートナー登録している茶商さん8軒・10人以外にも、
「何かやることがあれば手伝うよ!」
と、若手の茶商の皆さんが来てくださいました。
エネルギーを感じます。
さあ、お茶を淹れる会場もご紹介します。
急須、湯飲み、ポットなど、使いやすいように並んでいます。
こちらは、お湯を沸かし、湯飲みを洗う炊事場です。
現場での、最終確認。
これだけの人が動くので、ごちゃごちゃしないように
リーダーが指示を出します。
始まってしまったら、時間との闘いなので、
配る担当の人々も、動線の流れを確認します。
さて、会場を見に行ってみましょう。
人が入るとまた壮観です。
運営スタッフもスタンバイ。
さあ、いよいよ始まりますよ!
開始の銅鑼(どら)が、打ち鳴らされました!
司会は、「まるか村松商店」の「村松敬祐」さん。
アシスタントは、「渡邊彩乃」さん。
「開会の言葉」は、
「小野製茶株式会社」の「小野慎太郎」さん。
ここで、「藤枝市茶商工業協同組合」副理事長の「松田真彦」さんのご挨拶。
松田さんは、「株式会社松田商店」の社長さんですが、
平成6年に開催された全国大会(第41回「全国茶審査技術競技大会」)にて優勝!
日本一になられました。
全国大会の説明は、こちらで。
挑戦する皆さん!
緊張が伝わってきます。
最初は、今日見極めるお茶の「茶葉」を見る時間です。
「拝見盆」という名前の黒い器に、5種類の茶葉が入っています。
たとえば、こんな感じ。
茶葉の違いがありますよね?
今回の闘茶会で使われるお茶は、全国の茶産地のお茶、5種類。
闘茶会では、それらを「花・鳥・風・月・客」という名前に置き換えて、扱います。
今回は、
「花」狭山茶(埼玉県)
「鳥」足柄茶(神奈川県)
「風」藤枝茶(静岡県)
「月」宇治茶(京都府)
「客」鹿児島茶(鹿児島県)
です。
「拝見盆」に入った、この「花鳥風月客」を順番に受け取り、
手で触ったり、においをかいだりして、そのお茶の特徴を覚えます。
このとき気づいたことを、メモ用紙に書いてもかまいません。
そのメモを見ながら、次の利き茶に臨みます。
拝見する時間は限りがありますので、
流れ作業のようにお隣に渡していかなくてはいけません。
なかなか踏ん切りが付かないと思われましたが・・・、
このような演出で、有無を言わさず、進みました。
闘茶会の進行は、「株式会社松田商店」の「小泉純也」さん。
そのころ「客殿」の一角では、「天下一闘茶会」のブレイン!
得点集計所があります。
参加者の一覧表を貼ったボード、パソコンも準備万端!
さあ、いよいよ、その時が近づいてきました。
スタンバイ、OKです。
タイムキーパーを務める「熊切商店」の「原伸明」さん。
この方の指示で、皆さんが動きます。
1煎目のお茶が淹れられています。
注ぎ終わったら、手を上げて報告します。
こちらは、配る係。
「客殿」と「本堂」をつなぐところは、階段になっています。
全員に同条件で対戦して欲しいので、
速やかに、運ばなくてはなりません。
さあ、これは、どこのお茶でしょう?
2煎目に向けて、待機する急須。
手前の急須に茶葉を入れて、注ぐ際均等にするために、
もう一つの急須に入れた後、湯飲みに注ぎます。
最後の急須を振る動作は、2回!
ヒントとなる茶葉の片鱗?を残すために、
二つ目の急須は、網を外してあります。
ここから、1時間あまりは、急須を洗いまくっていたので、
記録の写真がありません。あしからず。
お昼休みの休憩の後、いよいよ決勝に進出する選手の発表です。
「大慶寺」には、いろいろな鳴り物があって、演出ばっちりです。
ボードには、参加者名と、点数、出場者のマークが書かれていました。
駆け寄る人々。
あなたの名前はあったでしょうか?
合格ラインは8点。
当初、決勝は10人で、という予定でしたが、
皆さんの熱意を考慮して、20人が挑戦できることになりました。
8点以上の得点を持ち、決勝戦に進出することを希望する人は、
再度受付してもらいました。
そこで、20人に満たなかったので、
7点保持者の補欠の方も呼ばれ、じゃんけんをして決まりました。
栄えある 第1回「天下一闘茶会」の決勝戦出場選手の皆さんです。
決勝戦で出されるお茶は、全て藤枝で作られているお茶。
「藤枝かおり」
「藤枝めぐみ」
「飲まっかしん」
「葉梨物語」
「稲葉の雫」
の5種類です。
どんなお茶かというと、
「藤枝生活ガイドブック2015」より
*画像をクリックすると大きくなって読めます。
お問い合わせは
□「藤枝かおり」「藤枝めぐみ」
藤枝市茶商工業協同組合 TEL 054-641-4173
□「飲まっかしん」「葉梨物語」「稲葉の雫」
藤枝茶流通センター TEL 054-643-5511
決勝戦では、隣の人の回答が見えないように、
スタッフが持つ解答用紙に、答えのシールを貼っていきます。
小さなお湯のみの中のお茶だけが頼りです。
闘いは終わりました。
結果発表です。
発表するのは、「天下一闘茶会実行委員長」の「小野慎太郎」さん。
栄えある上位入賞者は?
この3人です。
表彰式でプレゼンターを務めてくださった
「株式会社 丸藤一言商店」会長の「一言藤夫」さんがご挨拶。
一言さんは、「藤枝市茶商工業協同組合」の理事長で、
昭和58年に開催された全国大会(第30回「全国茶審査技術競技大会」)にて
優勝されています。
受賞者の皆さんです。
見事、「利き茶」No.1に輝いたのは、「クオン」さん。
ベトナム出身で静岡産業大情報学部3年生の方です。
2位の方。
3位の方。
「株式会社一言」の「一言和正」さんが、閉会の言葉を。
受賞者の皆さんは、奇しくも皆さん、事前の練習道場に通われていました。
それぞれの茶商さんと並んで、記念撮影。
最後に、スタッフの皆さんも一緒に!
「クオン」さん、本当におめでとうございました。
第1回「天下一闘茶会」最初から、ワールドワイドな大会になりました。
関係者一同で、記念撮影!
無事に終了して、茶商の皆さんも、感無量でしょう!
文末に、関係してくださった若き茶商の皆さん全員の
お名前をリストアップしておきます。
関係者全員で、一本締め「よ〜っ、ぽん!」
皆さま、お疲れ様でした!
また、来年も盛大な「天下一闘茶会」が開催できますように。
それまで、皆さま、来年に向けて「修行」あそばせ!
「天下一闘茶会」実行委員会 スタッフ
・小野製茶株式会社 小野慎太郎
・株式会社松田商店(真茶園)小泉純也
・株式会社丸藤一言商店 一言幸一郎
・有限会社まるか村松商店 村松敬祐
・株式会社一言 一言和正
・藤栄製茶株式会社 遠藤勇樹 八木聖太朗
・マツバ製茶株式会社 三石洋介 松葉じょう司
・熊切商店堀之内工場 原伸明
賛助協力
・株式会社カネハチ製茶 八木良治
・マルミヤ製茶株式会社 宮崎剛至
・株式会社やまや渡辺商店 渡辺淳之介
・株式会社カネタ八木商店 八木良弘
(敬称略)
50日間開催してきた「藤枝おんぱく2015」も最終日。
メインイベントも言うべき「天下一闘茶会」の開催と相成りました。
会場となる、藤枝市の名刹「大慶寺」です。
ぱらぽんはこの日、裏方の「急須洗い」を仰せつかったので、
その任務をこなしながら、準備風景、裏方風景などを含めた、
「天下一闘茶会」が全体的に、どんな感じだったかをレポートしたいと思います。
本番の気迫迫る闘いぶりは、カメラ部の皆さんが押さえてくれていると思うので、
そちらのレポートに期待しましょう。
では、はじめま〜す。
受付はこちらです。
決戦会場となる「本殿」では、
タイムスケジュールも掲げられています。
今日もステキな着物で、ばっちりの「渡邊彩乃」さん!
会場の様子はこんな感じ。
厳かな感じがします。
さて、決戦のためのお茶を準備する裏方ゾーンは、こちら、
「客殿」の方になります。
若き茶商の皆さんが、最終打ち合わせをしています。
今回は、主催するパートナー登録している茶商さん8軒・10人以外にも、
「何かやることがあれば手伝うよ!」
と、若手の茶商の皆さんが来てくださいました。
エネルギーを感じます。
さあ、お茶を淹れる会場もご紹介します。
急須、湯飲み、ポットなど、使いやすいように並んでいます。
こちらは、お湯を沸かし、湯飲みを洗う炊事場です。
現場での、最終確認。
これだけの人が動くので、ごちゃごちゃしないように
リーダーが指示を出します。
始まってしまったら、時間との闘いなので、
配る担当の人々も、動線の流れを確認します。
さて、会場を見に行ってみましょう。
人が入るとまた壮観です。
運営スタッフもスタンバイ。
さあ、いよいよ始まりますよ!
開始の銅鑼(どら)が、打ち鳴らされました!
司会は、「まるか村松商店」の「村松敬祐」さん。
アシスタントは、「渡邊彩乃」さん。
「開会の言葉」は、
「小野製茶株式会社」の「小野慎太郎」さん。
ここで、「藤枝市茶商工業協同組合」副理事長の「松田真彦」さんのご挨拶。
松田さんは、「株式会社松田商店」の社長さんですが、
平成6年に開催された全国大会(第41回「全国茶審査技術競技大会」)にて優勝!
日本一になられました。
全国大会の説明は、こちらで。
挑戦する皆さん!
緊張が伝わってきます。
最初は、今日見極めるお茶の「茶葉」を見る時間です。
「拝見盆」という名前の黒い器に、5種類の茶葉が入っています。
たとえば、こんな感じ。
茶葉の違いがありますよね?
今回の闘茶会で使われるお茶は、全国の茶産地のお茶、5種類。
闘茶会では、それらを「花・鳥・風・月・客」という名前に置き換えて、扱います。
今回は、
「花」狭山茶(埼玉県)
「鳥」足柄茶(神奈川県)
「風」藤枝茶(静岡県)
「月」宇治茶(京都府)
「客」鹿児島茶(鹿児島県)
です。
「拝見盆」に入った、この「花鳥風月客」を順番に受け取り、
手で触ったり、においをかいだりして、そのお茶の特徴を覚えます。
このとき気づいたことを、メモ用紙に書いてもかまいません。
そのメモを見ながら、次の利き茶に臨みます。
拝見する時間は限りがありますので、
流れ作業のようにお隣に渡していかなくてはいけません。
なかなか踏ん切りが付かないと思われましたが・・・、
このような演出で、有無を言わさず、進みました。
闘茶会の進行は、「株式会社松田商店」の「小泉純也」さん。
そのころ「客殿」の一角では、「天下一闘茶会」のブレイン!
得点集計所があります。
参加者の一覧表を貼ったボード、パソコンも準備万端!
さあ、いよいよ、その時が近づいてきました。
スタンバイ、OKです。
タイムキーパーを務める「熊切商店」の「原伸明」さん。
この方の指示で、皆さんが動きます。
1煎目のお茶が淹れられています。
注ぎ終わったら、手を上げて報告します。
こちらは、配る係。
「客殿」と「本堂」をつなぐところは、階段になっています。
全員に同条件で対戦して欲しいので、
速やかに、運ばなくてはなりません。
さあ、これは、どこのお茶でしょう?
2煎目に向けて、待機する急須。
手前の急須に茶葉を入れて、注ぐ際均等にするために、
もう一つの急須に入れた後、湯飲みに注ぎます。
最後の急須を振る動作は、2回!
ヒントとなる茶葉の片鱗?を残すために、
二つ目の急須は、網を外してあります。
ここから、1時間あまりは、急須を洗いまくっていたので、
記録の写真がありません。あしからず。
お昼休みの休憩の後、いよいよ決勝に進出する選手の発表です。
「大慶寺」には、いろいろな鳴り物があって、演出ばっちりです。
ボードには、参加者名と、点数、出場者のマークが書かれていました。
駆け寄る人々。
あなたの名前はあったでしょうか?
合格ラインは8点。
当初、決勝は10人で、という予定でしたが、
皆さんの熱意を考慮して、20人が挑戦できることになりました。
8点以上の得点を持ち、決勝戦に進出することを希望する人は、
再度受付してもらいました。
そこで、20人に満たなかったので、
7点保持者の補欠の方も呼ばれ、じゃんけんをして決まりました。
栄えある 第1回「天下一闘茶会」の決勝戦出場選手の皆さんです。
決勝戦で出されるお茶は、全て藤枝で作られているお茶。
「藤枝かおり」
「藤枝めぐみ」
「飲まっかしん」
「葉梨物語」
「稲葉の雫」
の5種類です。
どんなお茶かというと、
「藤枝生活ガイドブック2015」より
*画像をクリックすると大きくなって読めます。
お問い合わせは
□「藤枝かおり」「藤枝めぐみ」
藤枝市茶商工業協同組合 TEL 054-641-4173
□「飲まっかしん」「葉梨物語」「稲葉の雫」
藤枝茶流通センター TEL 054-643-5511
決勝戦では、隣の人の回答が見えないように、
スタッフが持つ解答用紙に、答えのシールを貼っていきます。
小さなお湯のみの中のお茶だけが頼りです。
闘いは終わりました。
結果発表です。
発表するのは、「天下一闘茶会実行委員長」の「小野慎太郎」さん。
栄えある上位入賞者は?
この3人です。
表彰式でプレゼンターを務めてくださった
「株式会社 丸藤一言商店」会長の「一言藤夫」さんがご挨拶。
一言さんは、「藤枝市茶商工業協同組合」の理事長で、
昭和58年に開催された全国大会(第30回「全国茶審査技術競技大会」)にて
優勝されています。
受賞者の皆さんです。
見事、「利き茶」No.1に輝いたのは、「クオン」さん。
ベトナム出身で静岡産業大情報学部3年生の方です。
2位の方。
3位の方。
「株式会社一言」の「一言和正」さんが、閉会の言葉を。
受賞者の皆さんは、奇しくも皆さん、事前の練習道場に通われていました。
それぞれの茶商さんと並んで、記念撮影。
最後に、スタッフの皆さんも一緒に!
「クオン」さん、本当におめでとうございました。
第1回「天下一闘茶会」最初から、ワールドワイドな大会になりました。
関係者一同で、記念撮影!
無事に終了して、茶商の皆さんも、感無量でしょう!
文末に、関係してくださった若き茶商の皆さん全員の
お名前をリストアップしておきます。
関係者全員で、一本締め「よ〜っ、ぽん!」
皆さま、お疲れ様でした!
また、来年も盛大な「天下一闘茶会」が開催できますように。
それまで、皆さま、来年に向けて「修行」あそばせ!
「天下一闘茶会」実行委員会 スタッフ
・小野製茶株式会社 小野慎太郎
・株式会社松田商店(真茶園)小泉純也
・株式会社丸藤一言商店 一言幸一郎
・有限会社まるか村松商店 村松敬祐
・株式会社一言 一言和正
・藤栄製茶株式会社 遠藤勇樹 八木聖太朗
・マツバ製茶株式会社 三石洋介 松葉じょう司
・熊切商店堀之内工場 原伸明
賛助協力
・株式会社カネハチ製茶 八木良治
・マルミヤ製茶株式会社 宮崎剛至
・株式会社やまや渡辺商店 渡辺淳之介
・株式会社カネタ八木商店 八木良弘
(敬称略)
2015-06-13 00:11
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