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第3回障がい児者宿泊防災訓練「焼津市BOUKENチャレンジド」を見学してきました。その1 [チャレンジド]

2015年10/23(金)17:00〜
焼津市本中根の「静岡福祉大学」の体育館にて、
「焼津市Boukenチャレンジド」の皆さんが主催する、
第3回「障がい児者宿泊防災訓練」が行われると聞いたので、
見学に行ってきました。

体育館の壁に貼られていた、2日間のスケジュール。
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ここ1年半、「チャレンジド・プレーゴ」の活動を応援する中で、
「ありのmama隊」の皆さんに教えてもらったことですが、
発達障害を持つ子どもの中には、どのような予定になっているのかに
とてもこだわる子がいるそうです。
なので、イベントをする時には、いつ、どこで、どうするのか?
その時間や、順番なども前もってお知らせした方が、
当日行動するのがスムースなのだそうです。
なので、このような掲示物がとても大事!だと、
ぱらぽんも分かるようになりました。

こちらが、受付。
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焼津市の「地域福祉課」の方たちが、スタンバイしていました。

体育館の中の様子。
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三角コーンで通路を確保。
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焼津市「危機管理課」の皆さんが、投光器の準備をしてました。
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分厚い段ボールで仕切られたプライベートスペース。
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この段ボールが何なのか?最初は分からなかったのですが、
床に敷いて、保温性、クッション性のためのものだと確認。

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このようのテントもありました。

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体育館内の見取り図です。

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17:00スタッフを集めて、流れを確認。

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館内は、だいぶ暗くなってきましたが、
電気の照明は点けません。

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災害用の投光器のみです。
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実際はこんな感じ。
ちょっと淋しい感じがします。どきどき。

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参加者が各自持参した小型テントも並びます。

さあ、そろそろ訓練が始まるようです。
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「はじめの会」をしますよ。
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代表のあいさつ。
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「学生ボランティア」さんの紹介も。
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「危機管理課」の山下さんのお話。
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とても分かりやすいです。
この夜、一緒に泊まってくれるスタッフさん。
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各自、持参した非常食で夕食の準備です。
非常食は、いろいろありますが、食べてみる練習も必要です。
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意外と(?)このパンが、(とても)おいしいようです。
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こちらは、トイレ。
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トイレだけは、電気照明を点けています。
こちらのトイレは、残念ながら段差があって、
和式が多く、男性のトイレには、洋式がないため、
車椅子の方は使えない模様。
なので、展示用だった簡易トイレを使うことになったそうです。
使うことになって、使用する人も、介助する人も、
いつ、何を、どのように頼んで、どうやるのか?
いちいち相談することが必要だったと。
お願いする指示の出し方や、どのように言うのか?
特に、トイレ周りのことは、お互いに遠慮がちになるので、
こういう時に練習しておけるのいいことだったと。
確かに、きちんと言葉で伝えるのは、難しいこともありますね。

こちらが、先ほどの段ボール。
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マットもあった方がいいですね。

さて、夜の部。
子どもたちは、お友達や学生ボランティアさんと過ごします。
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大人たちは、講習を受けます。
「救命救急 胸骨圧迫とAEDの取扱い」

この方を助けます!
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赤いものは、AED。

この訓練のときは、特別に照明を点けました。
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4つのグループが作られ、全員が体験できるようにしていました。
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この夜の講師陣。
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まずは、映像を観ます。
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本当の水難事故の救出現場の映像でした。

講義のパワーポイント。
撮影・掲載許可をいただきました。
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救急車が到着するのは、平均して7〜8分。
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「救命曲線」
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AEDはしゃべってくれるので、
一番大事なのは、初期から行う胸骨圧迫。
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心臓マッサージオンリーの方が、社会復帰の有効性が高いくらい。
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まず、服を脱がせます。
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押すところは、この位置です。
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手を置くのはこの位置。
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指を組み合わせて、このように。
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肩の真下になるように。
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これでは、力がかかりません。
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では、お母さんもやってみてください。
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皆さん、順番にやってみています。
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外圧を掛けて、しっかり心臓を動かします。
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AEDの説明もしてくれました。
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このようなケースに入っています。
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手順の説明図です。
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21:00になり、講習は終了。
後は、皆さん自分のスペースで就寝です。
小型テントは、プライベート空間が守られるので、
狭いところが好きな子には、安心できるスペースとなり、
安心できるようです。

さあ、ぱらぽんは帰ります。
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皆さん、ご無事な夜が過ごせますように!
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