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舞台挨拶は楽しい! 「映画『安寧の巣』1DAY特別上映会」 その2 [映画館へ行こう!]

2014年3/8(土)
映画「安寧の巣」いよいよ上映です。

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俳優の石上亮と木下健浩(たけひろ)監督です。

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会場は、こんな感じ。

*以下、長文です。
皆さま、よくおいでくださいました。

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まずは、ご挨拶。

緊張しているヒト。
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見守る人々!
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では、はじまりはじまり。


映画「安寧の巣」が、上映されました。


上映後、舞台挨拶&トークショーが行われました。

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石上「映画『安寧の巣』がようやく完成して、本日観てもらえることになりましたが、
   スタッフ含め、みんなが集まってくれたので、ちょっとした舞台挨拶というか、  
   トークショーのようなものをやっていきたいと思います。」

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石上「ところで監督!なんで上映トラブルが起きたんですか?」

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木下「あの〜、言い訳になっちゃうんですが、完成試写会の後で、
   いい音楽入れようとその編集作業に時間がかかりすぎて、
   ディスクの書き出しが遅くなっちゃったんですね。すみません!」

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石上「はい、それでは、改めて!木下監督です!
さて、この「みのる座」を舞台に映画を作ろう!というきっかけになったことを
   話させていただきたいのですが、実はエンドロールにも出ていましたが、
   『フィルムサポート島田』の清水さんに、まだ「みのる座」があったころに、
   『いいロケ地があるよ!』と聞いて、紹介してもらったのがきっかけで

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   そのときに、ちょうどこの3人(木下・武田・石上)で
   「みのる座』を訪ねたときに、『もう、取り壊されてしまうんだよ』
   という話を聞きまして、『あっ!それなら映像に残したいなあ』ということで、
   太田晴也さんに直接、『映画撮っていいですか?』って訊いたら、
   『いいよ!』って言ってくれたんですよね。
   それでこの映画を撮ることになりました。
   が、なんとなんとこの撮影がクランクインしたのが、3年半前!
   ということで、みんな老けたな〜、という感じなんだけど」

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武田「いや〜も〜ね〜、ホウレイ線の深さがね〜、ぜんぜんちゃいますよ」

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石上「吉田晃平!いつグレちゃったの!?」
武田「出てました???」
吉田「あの、誰かわかんないと思うけど、
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石上「なんでマイク持ってしゃべんないんだよ?」
吉田「工藤誠役の吉田晃平です。」

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武田「ゆうじ役の武田成史でございます。ありがとうございます。

   いや〜、懐かしいですね?」
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石上「そうですね。彼はもう、今『秋田タロウ』って芸名になってますからね(笑)。
   当時(?)の武田成史くんの芝居には、くすくすって笑いが起きていましたけれど、
   あの役っていうのは、ねらって作っていたんですか?」

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武田「ゆうじって、この作品の中では、緩急つける立場かなって思って、
   なんで笑いを入れようと、過剰にやりました!」
石上「あれは、監督の演出ですか?」

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木下「いやあ、あれは半分以上、タケさんの暴走で・・・、
   いや、もうサイコーです」
武田「うれしいです!監督が『あっ!』というようなことをしてやろう
   とずっと考えてました」

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石上「武田成史とは、一緒に、映画を役者側だけではなくて、スタッフ側からも見て、  
   ちょっと幅を広げようというきっかけから、映像制作集団『着火塾』というものを
   作って一緒に撮ってきたのですが、持木順平とゆうじの空気感というものがすごい、
   出ていたんじゃないかなあと自画自賛しちゃうんですが。」
武田「う〜ん、確かにそういうもんがあったからこそできたかも」

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石上「実際『みのる座』での、思い出ってあります?撮影中の」
武田「やっぱ、『車両:武田成史』ってあったんですけれど、
   僕、ず〜っと運転してました!!」
木下「ありがとうございました。」
石上「車両っていうのは、ロケ車を運転する人なんですけれど、
   なぜか役者の彼が、ずっと徹夜で運転していたんですよね。
武田「朝すごく早い中運転して、遅く終わって、僕運転ですよ!
   みんな寝てんですよ!」
石上「あの〜、僕が聞いているのは、『みのる座』の思い出なんですけど!
   まあ、スタッフも役者も関係なく、両方やってたってのがこの現場でしたね。」
武田「いや、改めて観て絵になるとこだなって思いましたね」
石上「映画館ってのはいい場所ですね」

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吉田「改めまして工藤誠役の吉田晃平です。」
   
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吉田「いやあ、当時26歳で、19歳の浪人生の役で、
   引き蘢りの無口な青年の役だったんですが、
   
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  台詞が多くなかったんで、表情で表現するしかなかったのですが、難しかったです。」

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石上「『みのる座』で撮影して、よかったこととかあります?」
吉田「皆さんすでに完成披露試写会で観ていた訳ですけど、
   僕は今日、初めて観たので、もう恥ずかしくてしょうがないんです。
   それから、『みのる座』という、もうなくなってしまった場所を
   もう記録でしか見られない劇場を、
またこうして見られるってことがうれしいですね。」

石上「あの武田成史は役者以外では車両だったんですが、
   吉田晃平くんは、何を担当していたんでしたっけ?」
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吉田「料理ですね。ひたすらカレーばっかり作ってましたね。
   田舎の実家が農家なんですけれど、撮影場所に野菜と米をいっぱい送ってもらって、
   僕が料理を作ってましたね。」
   
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石上「そうでしたね。ほんとに家族のような生活を送っていましたね。」(苦笑)
吉田「ほんとに楽しかった!」

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石上「撮影期間はどのくらいでしたっけ?8日間かな?
   監督が後から情景を撮りに行ったのを含めて9日10日間くらいかな?
   朝から晩まで『みのる座』で撮影していましたね。」

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青島「松島麻乃役の青島由佳です。」

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石上「垢抜けたね?」

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青島「そうですか?」

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石上「もともと、青島由佳さんは役者ではなくて、シンガーソングライターだった訳で。
   その辺のなれそめを。」
木下「この作品のヒロインのために、スカウトキャラバンしていた訳ですが、
   yosuさんのライブを静岡に観に行ったときに、
   一緒に出演していたのが青島さんで、即決めました。
石上「ようするに一目惚れですね?」
木下「ちがいます!」
   
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青島「面倒くさかっただけじゃないですか?」

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武田「まあ、由佳さんの魅力は映像でも出ているんじゃないですかね?」
石上「そういう青島さんですが、『クランクインからクランクアップまでに
めちゃめちゃ役者になった』って監督言ってましたね?」
木下「あ、ラジオに出たときですね?」

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石上「それではyosu! あれっ?どこに出てたっけ?」

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yosu「いえ、出演してないのにここに並ばせてもらってすみません。
   挿入歌のピアノの音楽を担当させていただきました、yosuと申します。」
石上「我々は、監督以外、だれもyosuが挿入歌してるって知らなくて、
   今日知りました(笑)。」

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石上「どういうオーダーを受けて作ったんですか?」
yosu「今年に入ってから、監督から『安寧の巣』っていう映画があるんですけれど、
   挿入歌を作ってほしい、ってストレートに言われました。」

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石上「この歌って言うのは、この中で初披露ってことですか?」
yosu「そうです。この作品のために作ったので、当分ライブとかでも歌わないつもりです。」
石上「ありがとうございます。yosuの挿入歌のおかげで、すごくメリハリがつきましたね。」

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お客さんも熱心に聴いてくださいました。

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石上「やっぱり、今はもうなくなってしまった『みのる座』を、
   映像に残せたっていうのは、何よりも誇りだと思っていますね。
   監督、結構責任があると思うんですが、この作品が完成するのに
   3年半もかかってしまった理由っていうのは?」
木下「まあ、『安寧の巣』って言うのは、場所を示しているのではなくて、
   人が思い悩む精神状況的なものをさすんですが、見事に監督の私が
   思い悩んじゃって。それを解決しなくてはいけないだろうと…。」

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石上「最後に、やっぱりこうして集まってもらったのですから、
   青島由佳に歌ってもらいましょうか?
   じゃあ、準備もあるから、武田くんつなぎましょう!」

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武田「実際に、『みのる座』の跡地を見に行ったんですよ。
   いや〜、ショックでしたね、やっぱり。」
石上「はい、ないんですよね?」
武田「10日間くらいの撮影をやって、なじんでくるんですよね、自分にも。
   この土地がね。で、結構、あ〜広いなあとか思っていたのに、
   いざ空き地に行ってみると、案外狭く感じて。」
石上「だから、映画館の中に入ると、ぜんぜん、世界っていうものがある。
   この『みのる座』を舞台に映画を撮るっていうことから、
   太田さんにもいろいろなところをロケハンさせていただいて、
   普段では見れないような、映写室を使わせていただいたり。
   『みのる座』はもともと芝小屋だったんで、奈落っていうものがあって、
   ちゃんとしたは土なんだよね。湿った感じで。
   下のところには、お札とかがあってね。」
武田「いやあ、ありましたね。それがこうやって、また、これを見て、
   やっぱり行ったことがあるからなのか、においのある作品になりましたね。」
   

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石上「皆さん、『みのる座』で映画を見たことがある方?」

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一同「は〜あ、いらっしゃいますね。」

石上「『ドラえもん』を観たって方?
   『ゴジラ』?
   『踊る大走査線』?
   『タイタニック』?
   『寅さん」?
    あ〜、いらっしゃいますね〜。」
石上「さて、それそろ準備ができたようです。」
   
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青島由佳「目的地」
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ずっと、見守っていたヒト!

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記念の集合写真です。

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由佳ちゃんのご友人も撮影してくれました。

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最後の締めは、何と言っても「着火ポーズ」。
「着火するぜ〜!」

* 当日の記録をもとに、書かせていただきましたが、今後の活動が決まっていないので、
一部、映画の内容に触れているところなどは、省略させていただいたところもあります。
あらかじめご了承ください。
役名の漢字は、確認でき次第直します。(すみません。)
内容に何か問題がある場合は、コメント欄でお知らせくださると幸いです。
監督をはじめ、俳優、スタッフに、ご意見ご感想等をいただけるとうれしいです。
長文をお読みくださって、ありがとうございました。


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