「胸の中の…を持て！」映画「バケモノの子」公開中です。

２０１５年７／１１（土）から公開の映画「バケモノの子」。


「藤枝シネ・プレーゴ」にて、公開中です。

『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』
に続く「細田守」監督による長編オリジナル作品・第4作目です。
これらを全て観ているということは、
「細田守」監督作品ファンと言ってもいいのかもしれない。

細田監督の作品は、背景から小物に至るまで、
実に、リアルで繊細！
街のあちこちの看板が実在するものが多いということは、
＝スポンサーということなのか？
本当にきめ細やかに描かれています。
それは絵だけでなく、登場人物の細かな心の持ち様まで、
見事に描かれていると思います。

「藤枝シネ・プレーゴ」のロビーには、

他の作品も紹介されています。

そして、「熊徹」と「九太」が描かれた色紙！？

自分が住む世界で、自分１人で、何を、どこまで、できるのか？
どう、生きて行きたいのか！？
自分の気持ちを、どのように、相手にわかってもらうのか？
悩んだり、つらくなったりしたとき、
そっと、そばにいて、一緒にがんばれる…。
キミとなら、強くなれる。

会場は、一番大きな７番スクリーン。
平日だというのに、結構たくさんお客さんがいた。
高校生をはじめとして、若いカップルや仲間たちが多い。
若い人たちは、エンドロールが始まっても席を立たない。
明るくなるまで、座っている。
しばらく座ったままで、余韻を楽しんで、話している子たちも多い。

映画を通して、いろいろな人生を疑似体験して、
行き方の幅をシミュレーションして欲しい。

若者が…、いや若者だけでなく、それぞれが、
試行錯誤しながら、成長する物語。

まずは、「孤独」に耐え、
そして、誰かと繋がることができたら…、
その責任の一端を抱えて、
一緒にがんばれるとしたら…、強くなれるのかもしれない。

キミとなら、強くなれる。