「BE-PAL」35周年記念号に「藤枝おんぱく」の話題で、「ほととぎす漬」復活、出ちゃいました！

２０１６年１０／８（土）発行の「BE-PAL」11月号に、
藤枝名物「ほととぎす漬」復活！の取組を紹介してもらいました！


創刊35年の「BE-PAL」誌。

11月号の付録は、なんと、伝説の創刊号！

スーパーな男たちのビッグなアウトドア・ライフ大特集！
として、
椎名誠・倉本聰・横井庄一
ビッグネームが並んでいますよ！
皆さん、若い！！

その中で、人気連載の「地方創成時代の歩き方　ルーラルで行こう！」Vol.18！

「ルーラル」とは？【rural】田舎の、田舎らしいの意

取材撮影をしてくださったのは、ライターの鹿熊勤さん。
そこでテーマとなったのは、「地域　×　博覧会」で、
【おんぱく】手法が取り上げられました。

メインの取材先は「長良川おんぱく」。
なんと４ページに渡って、紹介されています。
その記事は、ちょっとした「おんぱくの作り方」の解説本としても読めます。
これから【おんぱく】手法を取り入れようとされている地域・団体には、
とても参考になると思われます。

それで、「藤枝おんぱく」も取り上げてもらえたのは、こちら。

左上のコラム！

オンパクをきっかけに幻の街道名物が復活
『藤枝おんぱく』（静岡県）の場合

というわけです。
９／１に行われた取材の様子や、
鹿熊さんと「おんぱく」の出会いについては、こちらで。
鹿熊さんに「おんぱく」をお教えしたのは、
「ほととぎす漬」の辛さであったわけですよ〜。


「おんぱく」との遭遇の図。

「おんぱく」の楽しさを知った図。


いずれにしても、いつも「ルーラル」を気に掛けてくださり、
「藤枝市の中山間地域」に関心を持ってくださっている
「鹿熊勤」さんに感謝です。

記事の巻末コラム「RURAL SCOPE」では、
「失われた地域の関係をオンパクで取り戻す」
と考察されています。

実際、我々が取り組んだ
「幻の藤枝名物　ほととぎす漬を復活させる」は、
泣くほど辛い漬物を復活させただけではなく、
焼津市在住の在来作物研究家・野菜ソムリエの「清水玲子」さんと
交流することによって、うりの栽培まで広がりました。
焼津の在来作物である「小浜の白うり」を藤枝の「大塚園・大塚克明」さんが、
「すぎやま」といううりを「大坂農園・大坂俊広」さんが栽培してくださって、
さらには、地元の酒蔵「志太泉酒造」さんや「杉井酒造」さんとも交流。
地元の酒粕を使って漬物を作り、それを「ほととぎす漬」として商品化できないか？
というところまでたどりつきました。
まだ半分は実験的な要素もありますが、
いわば、うりの栽培からブランドを目指す漬物の商品化まで、
６次産業的な領域まで進み始めました。
藤枝名物として謳われた「ほととぎす漬」も、
近年、最後まで作り続けてくださっていたのは、
焼津の漬物屋さんの「焼酎屋」さん。
なので、このプログラムを始める時に、みんなで話したのは、
「藤枝」とか「焼津」とかエリアにこだわらずに、
できれば志太のうりを育てて、
志太の５蔵の酒粕を使って、バリエーションにとんだ漬物に育て、
志太の居酒屋のあちこちで、味わえるような、
できれば、「ほととぎす de はしご酒」などという
イベントができるくらいに、育てて行きたい！と。

関わってくださる、全ての方に感謝です。

春に行なわれた「藤枝おんぱく2016」での
「ほととぎす漬」のプログラムのようすや、
「ほととぎす漬」を復活させ、新たな名物に育て上げようとしている
「チームほととぎす」を紹介する動画を貼っておきます。

この動画を作ってくださったのは、
焼津在住のカメラマン「山口嘉宏」さん。
山ちゃんにも感謝です。
（こういう動画を作って欲しい方、動画や写真にこだわったHPを作りたい方は、
　ご相談ください。山口さんを紹介しますよ！）

「チームほととぎす」の日々の活動を垣間見られる、
ブログ「ほととぎす漬　辛子の日々」は、こちら。

「ほととぎす漬」は、藤枝駅前の居酒屋「おもひで横丁　藤枝市場〜」で
食べることができます。（１本80円）
あらかじめ電話で確認しておくと安心です。
TEL [phone]
藤枝市駅前２丁目8-24

皆さま、ぜひとも「BE-PAL」11月号をお求めになり、
「ルーラルで行こう！」を読んでみてくださいね。
「長良川おんぱく」についても、くわしく書かれていますよ！
「鹿熊勤」さん、ありがとうございました。