ギャラリー散歩 vol.123 「暮らしに生きる手仕事展３」 in 「創房 荻須」に行ってきました。

先日、ご紹介した「暮らしに生きる手仕事展３」に行ってきました。
会場は、静岡市駿河区みずほの「創房　荻須」の倉庫＆展示場。




写真でおわかりのように、左の後ろにあるのは「材」の数々。
「荻須」さんの家具の材料となる、お宝の山です。
こういう材料や機織り機などがおいてある倉庫であり、
技の粋を尽くした素晴らしい家具を保管する場所でもあります。


あら、何か楽しそう！


おや、鏡に映っているのは…、作家の方々！？


漆芸の…、


藤中知幸さん。


染色の…、


伊藤喜一朗さん。


駿河竹千筋細工の…、

大村恵美さんには、まだお目に掛かれていません。
いつかお会いするのが、とても楽しみ！



今回は、「制作体験」ができるようです。
２０１２年１１／１７・１８（土・日）のみ
【竹千筋細工】
１．つり鐘虫籠　2000円
２．小物入れ　1500円
【藍染め】
３．ストール　2500円


今日は、ちょっとうれしいおもてなしが…。
栗蒸し羊羹がのっている小皿は、藤中さんの作品。
一見、鋳物に漆？って気がしたのですが、
実は、木製の小皿に石目塗りの技法で漆塗りしているそう。
その「材」は、なんと「ライチ」！
この木は、水分が多いようで、しばらくするとゆがんでくるそうです。
だから、長方形の小皿が、ひとつひとつ個性的な表情が出てくるんですって。
カラフルな色は、漆に顔料を混ぜて作るそう。



昨年の展示の様子はこちらで。
お時間がありましたら、お出掛けくださいね。