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「焼津市Boukenチャレンジド」の活動を「リビング静岡」11/7号で紹介できました。 [リビング静岡]

2015年11/5(木)&6(金)に配布される「静岡リビング」11/7号に
「焼津市Boukenチャレンジド」代表の「鶴木三重子」さんを紹介できました。

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「焼津市Boukenチャレンジド」というのは、
障がいがある子が親子で、宿泊防災訓練を行うもので、
2013年から、毎年行われていて、
今年は、10/23(金)&24(土)に行われました。
くわしい様子は、こちらと、こちらで。


実は、三重子さんは昔から知っている友人。
三線おやじが所属していたカントリーバンド「ブロンコバーボンズ」の
メンバーの友人です。
なので、よくライブ会場で会っていました。
その後、時代が流れて「チャレンジドプレーゴ」で再会!
今回、この活動を知って、取材をさせていただけることになりました。

宿泊防災訓練を見学した時、いろいろな方にお話を聞かせてもらい、
さらに三重子さんに取材をさせていただきました。

きっかけは、東日本大震災。
その報道の中で、障がいがある人達は、
一般の避難所で迷惑がられることがあり、
それを見たお母さんたちは、もしもの時どうすればいいのか?
とても不安になり、支援学校の焼津市の地区懇談会で話をしたそうです。
市会議員の方が、障がい者の防災計画を調べてみたら、
「防災訓練に参加しましょう」
というものだったそうです。
実際、車椅子の方が防災訓練に出られるかどうか?
ぱらぽんの地域の避難所は近くの公園ですが、
アプローチに階段や段差があったり、
公園自体が砂地だったりします。
そこに、車椅子で行くことはどうなるのか?
本来ならば、そういうことも想定して、訓練するべきなのでしょうが、
一般的に障がい者を抱えるご家庭では、
行くこと自体を遠慮してしまいそうです。

そこで、お母さんたちは、宿泊型の訓練をやってみたいと思いました。
実際、そうなった時に、自分の子どもはどうなってしまうのか?
それが難しいのであれば、何がダメなのか?
どうすればいいのか?何を準備しておけばいいのか?
それを知りたいという思いで、動きました。
そこで、いろいろな方々がつながり、
宿泊訓練をすることができました。
最初の年は8月、2年目は12月、今回は10月。
2年目までは、地域の防災コミュニティーセンターの和室だったので、
泊まるのはそれなりだったようですが、
実際、避難所になりそうな、体育館はどうなのか?
ということから、今年は「静岡福祉大学」の体育館を借りられたそうです。

記事の中に、2日間のスケジュールを書きましたが、
こうなったものを見れば、ああそうやればいいんだなと思いますが、
実際ここに至るまでに、どのように相談してこうなったのか?
どう準備したのか?と考えると、大変だったろうなあと想像しました。

三重子さんは、地域の防災訓練には必ず参加すると言います。
そうすることによって、うちにはこういう子がいるんだよ、
と周りの人に分かってもらえると。
もしもの時、親が難しい状況になる場合もあるうるわけで、
そういう時に、周りの人に、あの子はどうだろう?
と気に掛けてもらえるような、そんな関係を気付いておかないと…。
本当に偉いなあと思います。

たとえ訓練でも、したことがあるのとそうでないのでは、全然違います。
この訓練を見学して感じたのは、
皆さん、すごく楽しんでいたこと。
とあるお母さんが、「不謹慎だけど…」と前置きして言ってましたが、
「うちの子は車椅子なので、遊園地に行っても、
アトラクションに乗る制限ではじかれてしまうことが多い。
なので、地震体験車に乗ると喜ぶの。
アトラクションと勘違いしてるかも…」と。
実際の地震は、体験車の揺れとは違うと思いますが、
こういう訓練、体験を前向きに経験しておけること、
そういう環境に親子で参加したいと企画運営できる
お母さんたちは、素晴らしいと思います。

「来年は、寝袋と非常食を持ってくれば、
ぱらぽんも参加していいよ」と言われました。
本気で、やってみてもいいなあと思いました。
皆さんを見習って、危機管理しないと…!
皆さん、ありがとうございました。
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