SSブログ

「お茶ツアー」その2 ~釜炒り茶を作る~ [グリーンツーリズム]

さあ、恭正さんの茶畑から、バス伊久美線の終点「御堂沢」のところにある、
「里屋敷」さんのその前にある、明治時代に茶部屋として使われていた
小屋のところまで移動してきました。

0601_48_7918.jpg
左から、恭正さん、真さん、日本茶インストラクターの天野さん(静岡市から)、
ミキコ先生、ネーサンくん、アナンさん、ヤスオくん、
日本茶インストラクターの杉山さん(富士宮市から)。

さっき刈り取ったお茶の葉を、
0601_13_4543.jpg
陽に当てて干します。この日は曇りなので、残念。

こちらの道具を使って、炒っていきますよ。
image-20120601113204.png

ドラム缶の上を斜めに切って、大きな中華鍋のようなものをセッティング。
プロパンガスで熱します。
0601_14_4544.jpg

皆さん交代で、葉をかきまぜて、均一に火が通るようにします。
0601_15_4546.jpg

0601_16_4549.jpg
う~ん、いい香り。


そして、しばらく炒った後、
火にかけた茶葉にひしゃく1杯ほどの水を回し入れ、
0601_20_4558.jpg
すぐに木蓋をして、強く押さえました。
もくもくと蒸気が上がりました。
この工程を「殺青(さっせい)」というそうです。
茶葉を水分で蒸したような状態にし、青臭さを消すのが目的。
その後は、さわやかな香りになります。

その茶葉を木蓋に取り、ふたつかみほどを洗濯板の上に乗せて、
ごりごりごりと転がして、揉んでいきます。
0601_21_4566.jpg

0601_22_4568.jpg

0601_23_4570.jpg

0601_24_4572.jpg

茶葉が全部すんだら、
0601_25_4576.jpg
お釜に戻して、また炒ります。

0601_26_4578.jpg
乾燥させます。


それをまた、葉が細く長くなるように、揉みます。
0601_27_4583.jpg
この工程を何度かくり返し、乾燥させてお茶に仕上げていきます。

さて、そろそろお昼ご飯!
0601_43_4589.jpg
この日のお弁当は、「やまゆり」さんにお願いして作ってもらいました。
地元の食材がたっぷり入ったお弁当です。
新茶の茶葉の天麩羅もありましたよ。
ごちそうさまでした。

0601_28_4593.jpg
食後は、西野真さんのお話。
皆さん、日本語を習っているので、講義は日本語です。

image-20120601125726.png
志太エリアのお茶の歴史を学びました。
皆さん、とってもまじめで熱心です!
「お茶ツアー」は、まだまだ続きます。
nice!(0)  コメント(2) 

nice! 0

コメント 2

かおり

ご無沙汰しています!お茶ツアー、新茶時期にあわせて各地で行われていますね!
インスト仲間のお久しぶりな顔ぶれに懐かしくコメントしました。
新茶時期前からなかなかみなさんにお会いする事がなく、イベント?なに?と浦島太郎状態です。
一度でいいから新茶季節に新茶ツアー行ってみたいのですが、この仕事をしている限り無理かな。
お茶のつながり、増えてますね!
by かおり (2012-06-04 08:48) 

ぱらぽん

かおりさん、お茶のイベントに参加するときには、
かおりさんのことを思い出します。
お茶屋さんの5月は、特別ですものね~。
秋にもお茶ツアーの予定があります。
くわしいことが決まったら、お知らせしますので、
よかったらご参加くださいね~。
by ぱらぽん (2012-06-04 09:30) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。