「お茶ツアー」その4 ~お茶の歴史遺産を見て歩く @ 伊久美~ [グリーンツーリズム]
まずは、先ほどの茶部屋から。
この小屋は、明治時代、この伊久美の地で、西野平四郎が
付加価値の高い、手揉み技術が習得するために、
京都の宇治より茶師を呼んで、講習をしたときに、
使われた茶部屋と言われています。
この建物、上の梁が、
二重になっているところと、
一重になっているところがあります。
江戸時代、藤枝市には「田中城」がありましたが、
その田中城の馬小屋だった建物を解体して、こちらまで運んで、
この小屋を増築したのではないか?という説があるそうです。
馬小屋の名残という痕跡が、柱にあるそうです。
真さんが指さすところにある、ななめの凹んだところが、
馬が逃げないように差し込んだ柵をはめ込むところだそうです。
さて、お次は、「二俣公会堂」。
この地が世界を相手に、お茶の輸出をしていたころ、
私設の銀行「伊久美銀行」として、時代の最先端を走っていたのでした。
その建物、今現在は、公会堂として使われています。
その奥にあるお宅。浜野さんのお宅には、
古い茶部屋があって、
土でできた、ほいろ(お茶を手揉みするときに使う道具)が今も残っています。
高さはちょっと低めです。
その理由は、子どもも作業を手伝っていたからなんですって!
この上に炭を置き、鉄板、和紙を敷いて、手揉み茶を作っていたそうです。
その次は、こちら。
恭正さんの茶工場です。
実はこれは、小学校だった建物。
大雨で使えなくなったものを、移築して茶工場にしたそうです。
「トラス工法」という建て方で、
お茶の機械のベルトを柱に掛けるには、とても力が掛かるそうで、
この工法でなくてはダメだったそうです。
この茶工場のすごいところは、今でも現役!
この春も、美味しいお茶を作ったそうです。
このエリアは、明治時代のお茶産業の歴史的遺産が
今も残っています。
これらも現在、かろうじて残っている状態なので、
これからも「残そう」と強く意識し続けなければ、
無くなってしまうことになるのでしょう…。
こちらの皆さんの気持ち次第です。
左から、日本茶インストラクターの西野真さん、杉山さん、天野さん、
茶部屋を持っている浜野さん、明治の茶畑を今も育てている西野恭正さん。
また、希望者には、見せてくださいね。
よろしくお願いいたします。
この小屋は、明治時代、この伊久美の地で、西野平四郎が
付加価値の高い、手揉み技術が習得するために、
京都の宇治より茶師を呼んで、講習をしたときに、
使われた茶部屋と言われています。
この建物、上の梁が、
二重になっているところと、
一重になっているところがあります。
江戸時代、藤枝市には「田中城」がありましたが、
その田中城の馬小屋だった建物を解体して、こちらまで運んで、
この小屋を増築したのではないか?という説があるそうです。
馬小屋の名残という痕跡が、柱にあるそうです。
真さんが指さすところにある、ななめの凹んだところが、
馬が逃げないように差し込んだ柵をはめ込むところだそうです。
さて、お次は、「二俣公会堂」。
この地が世界を相手に、お茶の輸出をしていたころ、
私設の銀行「伊久美銀行」として、時代の最先端を走っていたのでした。
その建物、今現在は、公会堂として使われています。
その奥にあるお宅。浜野さんのお宅には、
古い茶部屋があって、
土でできた、ほいろ(お茶を手揉みするときに使う道具)が今も残っています。
高さはちょっと低めです。
その理由は、子どもも作業を手伝っていたからなんですって!
この上に炭を置き、鉄板、和紙を敷いて、手揉み茶を作っていたそうです。
その次は、こちら。
恭正さんの茶工場です。
実はこれは、小学校だった建物。
大雨で使えなくなったものを、移築して茶工場にしたそうです。
「トラス工法」という建て方で、
お茶の機械のベルトを柱に掛けるには、とても力が掛かるそうで、
この工法でなくてはダメだったそうです。
この茶工場のすごいところは、今でも現役!
この春も、美味しいお茶を作ったそうです。
このエリアは、明治時代のお茶産業の歴史的遺産が
今も残っています。
これらも現在、かろうじて残っている状態なので、
これからも「残そう」と強く意識し続けなければ、
無くなってしまうことになるのでしょう…。
こちらの皆さんの気持ち次第です。
左から、日本茶インストラクターの西野真さん、杉山さん、天野さん、
茶部屋を持っている浜野さん、明治の茶畑を今も育てている西野恭正さん。
また、希望者には、見せてくださいね。
よろしくお願いいたします。
2012-06-02 22:28
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コメント(8)
うわ~!ぱらぽんさん、完全なニアミスでした。
私は夫の仕事で昨日の午後、「里屋敷」さんのお隣にいました。
以前畳の仕事でお世話になっていたので、里屋敷さんに声を掛けようかと畑から行くと・・イノシシのワナの電線があって・・。辞退(笑)
ちゃんと表から明日行こう!とやめました。きっとその時に、お弁当タイムでしたね?行けば良かった~(笑)
だから、今日「里屋敷」さんへお邪魔してきました。久しぶりにご夫妻に逢えました。
懐かしい「茶べや」・・我が実家にもあります。お茶の話は大好きなのでまた聞かせてくださいね~
by 小枝 (2012-06-02 23:02)
え~っ!そうだったんですか?
ご近所の方が、外で立ち話されていたけれど…。
今日は、子ども達が「お茶ツアー」だったと思いますが、
会われたかしら…?
今日は、1日、この原稿書きでした。
もうひとつ、書きます。
by ぱらぽん (2012-06-02 23:08)
はじめまして
この茶工場のすごいところは、今でも現役!
機械の形式を知りたいのですがもしお分かりでしたら教えて下さい
製茶機械を発明していた高林謙三について勉強しています。
by naganoukiyoe (2012-08-02 22:12)
naganoukiyoeさん、はじめまして。
どちらにお住まいの方でしょうか?
私は機械については存じ上げないので、
お茶に詳しい方々に訊いてみます。
わかりましたら、こちらにコメントしますね。
しばらくお待ちくださいね。
by ぱらぽん (2012-08-02 22:23)
早速ありがとうございます。
グーグル検索
NYへ直輸出の茶箱 <入間の茶畑・明治> 雲仙 画
この私のタイトルで偶然であいました。
naganoukiyoeのブログでまったく個人として今お茶のこと書いています。(お茶のことは素人でなにもわかりませんが)
高林謙三という医師でお茶の機械を発明しましたが最後は静岡で支援を受け今も高林式で動いているという記事を見ましたのでもしかしたらと思いコメントしました。急ぎませんのでよろしくお願いします。
浮世絵など刷り物からいろいろ調べて公開しています。(長野市在住)
by naganoukiyoe (2012-08-02 22:48)
何だか、すごいところ
(http://minkabu.jp/blog/show/456218)
に紹介されていて、びっくり!
上の記事に出てくる西野さんたちは、
お茶に詳しい方々なので、いずれ答えてくださると思います。
茶箱と言えば、静岡県には「蘭字」を研究されている
井手暢子さんという先生がいらっしゃいますよ。
http://sasaeruchikara.jp/?post_type=parsons&p=728
もうご存じかもしれませんが。
by ぱらぽん (2012-08-02 23:24)
髙林式TL-60型粗揉機 松下工場製 [ものづくりびと] [編集]
にヒットしていました。詳しい画像入りと解説付で編集大変だったと思います。明治に埼玉から静岡へ転居した高林謙三についてもう少し勉強してその活躍ぶりを全国に発信したいと思います。
こちらをそのリンク先としてよろしいでしょうか。
本当にありがとうございました。重ねて御礼申し上げます
暑くお忙しい中早々編集大変ありがとうございます。
島田市伊久美の西野恭正さまによろしくお伝え下さい。
by naganoukiyoe (2012-08-04 17:19)
noganoukiyoeさん、読んでいただきありがとうございます。
よかったら、どうぞリンクしてください。
西野さんにも伝えておきますね。
今後ともよろしくお願い致します。
by ぱらぽん (2012-08-04 18:03)