マイスター２ 【国産畳】のDNAを守る男！ 「蘆田友幸」

まずは、こちらを。



「あしだ畳店」５代目「蘆田友幸」さんが作った畳です。

この頃は、畳の縁（へり）もいろいろなデザインがあります。
歴史があるけれど、新しい状況もある「畳」業界！



今回の展示では、蘆田さんのコーナーは、こんな感じ。

畳の構造の見本とか、


畳の素材の違いとか、


畳の素材９種類と縁（へり）７４種類の見本から、
どんな組み合わせがグッと来るかを試せる、コーディネート体験とか。


いろいろな素材のミニ畳の展示販売も。

市松模様の畳は、そのような織り方をしているものですが、
カラーの畳は、和紙を「こより」状にして、染めたもので織られているのだとか。
どんな部屋になるのか？ちょっとおもしろいですね。

島田市大津通にある「あしだ畳店」は、こちら。

あら、右側の日除けは何でしょう？


蘆田さん「あしだの畳（ジョウ）」と名乗っているらしい…。
おもろい。




彼は世界をバックパッカーで放浪した経歴の持ち主。
日本固有の畳文化から一度離れて世界を見たからこそ、
畳の良さが分かったと言う。
畳という日本固有の文化をグローバルな視点で俯瞰する。
だからこそ、手間を惜しまない。
彼は言う。
い草の香り、畳に寝転ぶ幸せは、
日本人のＤＮＡに幸せな感情として組み込まれているはず。
だから僕は、日本人を畳を通して幸せにしたいと。
遊び心の裏側には彼の、畳と、お客に対する情熱と真摯な姿勢が詰まっている。
だから、彼の造る畳のい草は心なしか甘い香りがするのだ。

【住所】静岡県島田市大津通10-17
【営業時間】8：00～20：00
【定休日】日、祝
【ＨＰ】http://あしだ畳店.jp/

一度、ゆっくり、「あしだのジョウ」の
日本のこれからの生活における「畳」について、
お話を伺ってみたいものだ…。
日本の畳の明日は…、どっちだ！？