「藤枝おんぱく2015」No.25 念願の「藤枝の鉄道遺産巡り『鉄学の道』」ツアー その1 [NPO SACLABO & 藤枝おんぱく]
2015年5/24(日)9:00〜12:30の
「藤枝の鉄道遺産巡り『鉄学の道』」ツアーは、
「藤枝おんぱく2015」では珍しい
「藤枝市郷土博物館・文学館」が企画するものなので、
参加費が500円と、とてもお得なツアーです。
昨年も、ほぼ同様に行われたのですが、
ぱらぽんが気づいたときにはすでに満席!
バスの座席がいっぱいだったので、取材同行もままならず、
あきらめた経緯がありました。
なので、今年はいち早く申し込み、行けることに!
せっかくなので、レポートもさせていただきます。
朝、9:00、郷土博物館前が受付でした。
この日は、町内の草刈り作業があったので、
間に合うかどうか心配でしたが、何とかセーフ!よかった。
文学館の学習室にて、まずは座学でお勉強。
講師は、おなじみ!?「デンシャガスキダビッドソン」こと、
「新幹線原点のまち藤枝を伝える会」の「山内達仁」さん。
ぱらぽんの電車&バス関係の師匠です。
まずは、こちらのビデオを見ます。
「こだま高速度試験
〜高速鉄道の時代を目指して疾走した151系の記録〜」
その後、主催者のご挨拶。
「藤枝市郷土博物館・文学館」学芸員の海野さんです。
記録ビデオで、「こだま高速度試験」について学習した後は、
「藤枝市」のバスに乗り込んで出発!
貸し切りバスは、いいですね〜。
師匠も新幹線のTシャツに着替えて、握るマイクも名調子です。
市内上青島の「一里山踏切」に向かいます。
東海道の名残の松並木!
「江戸・日本橋より五十一里:上青島の一里塚跡」
さあ、ここからは徒歩で向かいます。
バスは、そこで待っていてね。
(これができるのも、貸し切りバスのいいところ。
自家用車で行ったら、車を停めておく所に困りますもの。
お抱え運転手がいれば別ですが・・・。)
田んぼの横を歩いて行きます。
「一里山踏切」に到着!
ちょうどそこで、踏切の警報が・・・。
JR東海道線下りがやってきました。
ここが、「一里山踏切」です。
山内さんが、写真を掲げています。
よく見てください。
この写真と、どこが違いますか?
線路を渡りながら・・・、見てみましょう。
この真ん中が広く空いていますが、ここにかつて線路があったんです。
山内さんが、掲げている写真には、真ん中に線路があります。
向かって右側の線路が、東海道新幹線に使用予定の、
PC枕木、ロングレール、架線、路床構造を試す線路で、
当時「第三線」と呼ばれました。
1960年11/21に、「集電試験」なるものを行い、
175Km/hという記録を出しました。
この「第三線」は、そのまま、東海道本線の上り線路として
使用されて、現在に至ります。
その後、旧上り線が撤去されたので、
現在の上り線(第三線)と下り線の間隔が
広く空いているというわけです。
ツアー内容と関係ないですが、
ぱらぽんはなぜか、この標識が気になる!?
「ガーデントラクターを除く」
(ガーデントラクターが線路を渡るところを見てみたい・・・。)
さて、その「第三線」よりも少し前の「高速度試験」のお話です。
1959年〜1960年にかけて、東海道本線の金谷~島田〜藤枝間で、
「夢の超特急・新幹線」の実現に向けた在来線電車と改良軌道による、
高速度試験が行われました。
1959年7/27~31に行われた「こだま高速度試験」では、
31日に東京起点202K付近(藤枝・瀬戸踏切)で、
狭軌最高速度163Km/hを樹立したそうです。
事実上、東海道新幹線で計画していた210Km/hが
可能であることを証明したわけです。
まさに、「新幹線の原点」が、ここ藤枝の地であると・・・!?
このとき偶然にも、空には飛行機。
この日、大井川の静浜基地では、航空ショーが繰り広げられていて、
こちらにも飛んできました。
「一里山踏切」203K 338M
この地点にバスで来るには、
「藤枝駅光洋台線」の『一里山』バス停で降りましょう!
ここからは、バスに戻って、
バスで東京起点202K付近の「瀬戸踏切」に向かいます。
そして、バスに乗ったまま踏切を渡ります。
「瀬戸踏切」です。
この「瀬戸踏切」付近で、当時の狭軌線の世界最高速度
163km/hを記録したのだそうです。
くわしくは、こちらへ。
「新幹線原点のまち 藤枝」の活動については、こちらへ。
では、そのままバスに乗って「藤枝駅」に向かいます。
レポートは、続く。
その2は、こちら。
「藤枝の鉄道遺産巡り『鉄学の道』」ツアーは、
「藤枝おんぱく2015」では珍しい
「藤枝市郷土博物館・文学館」が企画するものなので、
参加費が500円と、とてもお得なツアーです。
昨年も、ほぼ同様に行われたのですが、
ぱらぽんが気づいたときにはすでに満席!
バスの座席がいっぱいだったので、取材同行もままならず、
あきらめた経緯がありました。
なので、今年はいち早く申し込み、行けることに!
せっかくなので、レポートもさせていただきます。
朝、9:00、郷土博物館前が受付でした。
この日は、町内の草刈り作業があったので、
間に合うかどうか心配でしたが、何とかセーフ!よかった。
文学館の学習室にて、まずは座学でお勉強。
講師は、おなじみ!?「デンシャガスキダビッドソン」こと、
「新幹線原点のまち藤枝を伝える会」の「山内達仁」さん。
ぱらぽんの電車&バス関係の師匠です。
まずは、こちらのビデオを見ます。
「こだま高速度試験
〜高速鉄道の時代を目指して疾走した151系の記録〜」
その後、主催者のご挨拶。
「藤枝市郷土博物館・文学館」学芸員の海野さんです。
記録ビデオで、「こだま高速度試験」について学習した後は、
「藤枝市」のバスに乗り込んで出発!
貸し切りバスは、いいですね〜。
師匠も新幹線のTシャツに着替えて、握るマイクも名調子です。
市内上青島の「一里山踏切」に向かいます。
東海道の名残の松並木!
「江戸・日本橋より五十一里:上青島の一里塚跡」
さあ、ここからは徒歩で向かいます。
バスは、そこで待っていてね。
(これができるのも、貸し切りバスのいいところ。
自家用車で行ったら、車を停めておく所に困りますもの。
お抱え運転手がいれば別ですが・・・。)
田んぼの横を歩いて行きます。
「一里山踏切」に到着!
ちょうどそこで、踏切の警報が・・・。
JR東海道線下りがやってきました。
ここが、「一里山踏切」です。
山内さんが、写真を掲げています。
よく見てください。
この写真と、どこが違いますか?
線路を渡りながら・・・、見てみましょう。
この真ん中が広く空いていますが、ここにかつて線路があったんです。
山内さんが、掲げている写真には、真ん中に線路があります。
向かって右側の線路が、東海道新幹線に使用予定の、
PC枕木、ロングレール、架線、路床構造を試す線路で、
当時「第三線」と呼ばれました。
1960年11/21に、「集電試験」なるものを行い、
175Km/hという記録を出しました。
この「第三線」は、そのまま、東海道本線の上り線路として
使用されて、現在に至ります。
その後、旧上り線が撤去されたので、
現在の上り線(第三線)と下り線の間隔が
広く空いているというわけです。
ツアー内容と関係ないですが、
ぱらぽんはなぜか、この標識が気になる!?
「ガーデントラクターを除く」
(ガーデントラクターが線路を渡るところを見てみたい・・・。)
さて、その「第三線」よりも少し前の「高速度試験」のお話です。
1959年〜1960年にかけて、東海道本線の金谷~島田〜藤枝間で、
「夢の超特急・新幹線」の実現に向けた在来線電車と改良軌道による、
高速度試験が行われました。
1959年7/27~31に行われた「こだま高速度試験」では、
31日に東京起点202K付近(藤枝・瀬戸踏切)で、
狭軌最高速度163Km/hを樹立したそうです。
事実上、東海道新幹線で計画していた210Km/hが
可能であることを証明したわけです。
まさに、「新幹線の原点」が、ここ藤枝の地であると・・・!?
このとき偶然にも、空には飛行機。
この日、大井川の静浜基地では、航空ショーが繰り広げられていて、
こちらにも飛んできました。
「一里山踏切」203K 338M
この地点にバスで来るには、
「藤枝駅光洋台線」の『一里山』バス停で降りましょう!
ここからは、バスに戻って、
バスで東京起点202K付近の「瀬戸踏切」に向かいます。
そして、バスに乗ったまま踏切を渡ります。
「瀬戸踏切」です。
この「瀬戸踏切」付近で、当時の狭軌線の世界最高速度
163km/hを記録したのだそうです。
くわしくは、こちらへ。
「新幹線原点のまち 藤枝」の活動については、こちらへ。
では、そのままバスに乗って「藤枝駅」に向かいます。
レポートは、続く。
その2は、こちら。
2015-05-28 06:22
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