「人車軌道でGo!」 ＠ 「やいづ文化センターまつり」

２０１５年８／８（土）
さあ、これは何でしょう！？

「まぼろしの電車」！？
〜ん、「電車」ではなくて、「鉄道」の方がいいのかな？
「まぼろしの鉄道　人車軌道（じんしゃきどう）」
日本最古の「人車軌道」を発信している方々、
「焼津まちの案内人の会」の展示です。

「藤枝」と「焼津」間。

開業は、明治24年。

国が認可した「人車軌道」は全国に２９社あったそうです。
その中で、最古だったそうです。

会員の皆さんは、2011年から研究者の協力も得て、
資料や関係者の証言を収集し、他の地域の人車軌道についても調査しました。
さらに、会員のおひとりが、2012年に作ってしましました。
それが、このレプリカ。

この日のようなイベントで、展示＆試乗会をしているのです。


実際どのようにして使うのかと言うと、

このように、「人」が「車」を押して「軌道」の上を進むのです。

お願いして押してもらいました。

向こうまで行ったら、

また押して戻ります。

これを、「藤枝大手」から、「焼津駅」近くまで、全長焼く４．５kmを
動かしていたというのですから…、ビックリです。


客車は、約1.3m四方、高さ約2.2mで6人乗り。

若者達と、往年の若者達が、協力して展示していました。

すごいと思います。

「焼津生活ガイドブック2013」で取材させていただいた記事は、こちら。

人車軌道のルートは、こちら。

えんじ色の点線です。

「藤枝大手」まで来ていたということは、
「藤枝市」にとっても、「日本最古の鉄道」が存在していた！
ということなんですから…。
いつか、藤枝での、鉄道展のようなものにも、
きてもらいたいなあ〜と思っています。